かつらの作り方・かつらの取り付け方法・お客様の地毛の状態・お客様の使用方法等々によって変わります。
具体的に申し上げますと
1:人毛製品(中国毛・インド毛・ヨーロッパ毛等々)と人工毛髪(アクリル系・ナイロン系・ポリエステル系・塩化ビニール系等々)とは耐用年数が変わります。また人毛製品・人工毛髪製品でも髪質によっても耐用年数が変わります。
一般的に言いますと、人毛製品の方が耐用年数が短いです。
なぜならば、人毛の方が、人工毛髪よりも切れやすいのです。人工毛髪でもアクリル系は、他の人工毛髪よりも切れやすいです。
お客様自身のかつらの取り扱い方・かつらの取り付け方法(編みこみ装着・接着剤で取り付ける等で取り付けて、毎日毎日かつらを頭に取り付けたままですと、人毛製品は人毛の髪がどんどん切れてきます)
*どの髪質でも、長所・欠点が有ります。人毛かつら製品が良いのか、人工毛髪かつら製品が良いのか、人毛と人工毛髪の混合かつら製品が良いのかは、お客様の地毛の状態、お客様がご希望されるヘアースタイル、お客様の日常生活習慣等々で、使用する髪質が変わってきます。
2:かつらのベース(ネットベース・人口皮膚ベース等々)が薄ければ薄ほど、お客様の頭皮から段差が少なくて自然な感じに近づきますが、かつらのベースが薄いほどベースが破れやすくなります。
また、カツラの生え際の先端は薄いベースほど、かつらの髪を1本1本植毛して、髪の量もなるべく少なくするため髪が切れたり抜けたりします。
よって耐用年数は、かつらのベースが薄いほど短くなります。耐用年数は薄いベースは約3ヶ月から1年ぐらいで不自然になってきます。
逆にベースが厚ければ厚いほど、不自然になってきますが、耐用年数は長くなってきます。(約2年から6年)
*ようはお客様の地毛の状態・お客様の希望するヘアースタイル等によってベースの種類・ベースの厚みが決まってきます。
3:かつらをつけてその上に帽子・ヘルメット等々を常時かぶりますと、かつらの痛みが早くなります。
以上のように、お客様使用方法、カツラの作り方によって耐用年数が変わります。
お客様にとって大事なことは、まずかつらが自然で、長持ちして安く買える事ですよね。
そのためにどうしたら良いのかは、ご来店頂ければ、色々なサンプルかつらを見て頂いて詳しくご説明させて頂きます。